肘関節捻挫

肘関節の捻挫は、手を強く地面などに着いた時や強く引っ張られた時などに発生しやすいです。
この症例は、転倒した時に手を床に強くついて受傷したケースです。

エコーで内部の状態を確認した結果、運良く骨折は無さそうでしたが、関節内の脂肪組織に血腫が溜まっている事(fat pad sign)が判りました。

症状としては、肘関節の屈伸と肩関節の挙上が、運動痛や関節内の血腫、関節周辺の腫脹などにより制限されていました。

この症例のように関節可動域に制限がある場合は、放っておくと関節が拘縮してしまうので、特に早く治療を始めた方が治りが早いです。
血腫は時間が経つにつれ小さくなっていったので、抜く必要はありませんでした。

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