足関節捻挫は私生活でも起こり得る外傷ですが、特にジャンプ動作や横方向への動作が多い、バレーボールやバスケットボール、サッカーなどのスポーツで起こりやすい傾向にあります。
足関節は捻挫した時、関節の構造上、内反捻挫(内側に捻る捻挫)になりやすいので、外側のATFL(前距腓靭帯)が過度に引き伸ばされて損傷するケースが一番多いです。
足関節捻挫の処置といえば、靭帯の損傷具合により患部を1週間から3ヶ月程度固定して、固定を外したら徐々に動かしていく、というのが一般の医療のやり方ですが、実際は殆どの場合固定は必要ありません。
金子スポーツ接骨院では、初期の段階から患部を手技などで治療し、固定をせずに可能な範囲でどんどん動いていただきます。
そうする事により、関節の拘縮も起こらず、捻挫癖もつかずに、復帰までの期間を大幅に短縮できます。
エコー画像では、ATFLと周辺の皮下組織の腫脹と、損傷部位からの出血が確認できます。